中学生が地元企業の仕事を体験するイベントが、宮崎市で開かれました。

このイベントは、将来を担う中学生に仕事の体験や地元で活躍する人との触れ合いを通して、地元の職業に対する正しい理解を深めてもらおうと、宮崎市内の中学校18校で実施しているものです。

宮崎市の生目南中学校で開かれた12日のイベントには、1年生およそ60人が参加。

生徒たちは、IT企業や屋根の工事を行う会社など、出展した6つの企業や団体から関心のある仕事を実際に体験していました。

(古屋敷沙耶アナウンサー)
「伝えようという気持ちがなかったら、視聴者に伝わらないかもしれないので…」

また、イベントにはMRTも出展。
古屋敷アナウンサーが放送の仕事には多くの人がかかわっていることを説明したあと、生徒たちはニュースの仕事を体験しました。

(原稿を読む生徒)「生ライチ144キロがセリにかけられ…」

(生徒)
「一人ひとりの大変さとか、緊張はするけど、楽しいから続けられるのかなと思った」
「将来、こういう仕事もやってみたいと思ったら、こういう体験もいかしてやってみたい」

参加した生徒たちは、様々な業種を体験したことで、将来の進路について考えるきっかけになったようです。