山形県が最新のさくらんぼの生育状況を公表しました。
収穫時期は例年よりも2日ほど 早まる見込みだということです。
県では毎年、さくらんぼの作柄調査を行っていて、先月、県内48の園地で「佐藤錦」と「紅秀峰」の生育状況を調べました。
それによりますと、今年の予想収穫量は9,100トンから1万200トンで、不作だった去年に比べて多いものの、平年と比べると、7割から8割の水準だということです。

また、県が公表した最新のさくらんぼの生育状況では、県内は今月6日から気温が高く、日照の多い日が続いたことから果実の生育が進み、今シーズンのさくらんぼの収穫時期は平年より2日程度早まる見込みだということです。

収穫の最盛期は佐藤錦が今月15日から21日ごろ、やまがた紅王が20日から26日ごろ、紅秀峰が23日から30日ごろと見込まれています。

県内は今月15日頃から高温が予想されていて、県は、収穫や出荷のロスが発生しないよう高温対策などの徹底を呼び掛けています。