今週末から来週にかけて、日本列島は前線の影響で大雨となるおそれがあります。特に西日本では警報級の大雨となる可能性があり、土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。
気象庁の週間天気予報によりますと、14日(土)から15日(日)にかけて前線が西日本から東日本付近を進む見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むことで前線の活動が活発化し、16日頃にかけて西日本を中心に大雨となる所がある見通しです。前線の活動の程度によっては警報級の大雨となるおそれもあります。

特に注意が必要なのは、これまでの大雨の影響で地盤が緩んでいる西日本の地域です。気象庁は「西日本ではこれまでの大雨の影響で地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがある」と指摘しています。
