備蓄米・外国産米・銘柄米が入り乱れる状態に

渡邊さんによると銘柄米の店頭価格を下げられるのは今月末ごろ。価格設定を複雑にしているのは、すでに高値で買って入荷しているコメの存在です。

(渡辺米穀店 渡邊正明さん)
「やっぱり心配で。まだ(新米まで)4か月ありますから」

新米が入るまで手をつくして在庫を確保する必要が当然あります。随意契約で仕入れる備蓄米も10トンといいます。

(渡辺米穀店 渡邊正明さん)
「外国産米も持っている。備蓄米も予約した。あと高いコメも買っている」
(大石)
「これで新米が入荷したら、今ある2024年産も古米になって価値は下がる?」
(渡辺米穀店 渡邊正明さん)
「下がるとは思います」

さまざまな備蓄米と外国産米に銘柄米が入り乱れ、この先どうすれば商売が成り立ち消費者にも喜んでもらえるのか、悩みは深いと話す渡邊さんです。