金沢市で2024年10月、運転する車が電柱に衝突し、乗っていた3人を死傷させたとして、危険運転致死傷の罪に問われた当時18歳だった特定少年の男の裁判員裁判。

男は「スピードを出すと盛り上がる友人を見て自分も楽しい気持ちになった」と証言しました。

2024年10月16日の深夜、金沢市東蚊爪町(ひがしかがつめまち)で軽乗用車がセンターラインを越え道路脇の電柱に衝突。この事故で、乗っていた男子大学生1人が死亡、別の男性2人も重軽傷を負いました。

車を運転していた金沢市の無職の男(19)は、危険運転致死傷の罪に問われていて、金沢地裁での初公判で起訴内容を認めています。

弁護側は刑事処分ではなく、保護処分が妥当であるとして、家庭裁判所へ移送を求めています。