人手不足を理由に減便している、愛媛県松山市の高浜港と中島方面を結ぶ中島汽船の高速船が、今年10月にも元の便数に戻せる見通しとなりました。

高浜港と中島方面を結ぶ高速船は、船員の相次ぐ退職に伴う人手不足を理由に、今年2月から、1日15便のうち8便が運休しています。

中島汽船によりますと、2月以降5人を採用した他、現在3隻ある40トン以上の船のうち1隻を機関長が乗務する必要のない20トン未満に替えることで、人繰りにメドが立ったということです。

今後、必要な手続きを進め10月にも元の1日15便に戻したいということで、中島汽船は「利用者にはご心配、ご迷惑をおかけした。

引き続き船員の補充に努めたい」と話しています。