山形市の山形駅前に、県内初となる新たな制度を活用したイタリアンダイニングが誕生します。
きょうはオープニングセレモニーが行われ、関係者らが一足先に特別な雰囲気と料理を楽しみました。

JR山形駅から徒歩3分、駅前公園の一角に誕生した「カスミテラス」。
イタリアンをベースに、昼はパスタなどが楽しめるカフェとして営業、夜はアラカルトやデザートの他、お酒も提供するダイニングバーです。

株式会社クリエイト礼文 大場友和 代表取締役CEO「私たちが目指したのは単なる飲食店ではない。カスミテラスは、公園というみんなの場所の中に新しい居場所をつくるという挑戦でもある」

「カスミテラス」は、民間企業が公共の都市公園内で飲食店などを運営する国の制度、「Park-PFI制度」を活用した県内初の施設です。
駅前公園を利用することで、多くの人が気軽に立ち寄れる空間を創り、駅前の魅力と賑わいを高めようと、県内で建設や不動産業などを展開する「クリエイト礼文」と山形市が連携し、準備を進めてきました。

きょうはオープニングセレモニーが開かれ、関係者らに紅花たまごや高畠町産のフルーツトマト、県産和牛など、山形の食材をふんだんに使った料理が振舞われました。
佐藤孝弘 山形市長「とてもおいしい。卵の料理も、おっ!と思わせるものがあって驚きもあっていい」

参加した人は「最高。トマトの甘さとパスタの細さが抜群」
さらに、店の一押しが・・・!
「いま私は2階のテラス席にいるがここでも料理を楽しめる。おいしい。風と光を感じながら食べるお料理格別。2階のテラス席っていうのも特別な気持ち」

公園ならではの開放的な雰囲気の中で食事を楽しむことができるんです。
株式会社クリエイト礼文 大場友和 代表取締役CEO「なかなか活用されることのなかった公園をいかに店舗と外をオープンエアで繋げるかというところで、皆さんが等しく駅前に集って交流の場所になればいいし、若い人たちが気軽に立ち寄れる空間になればいいなと」

「カスミテラス」は今月25日から30日まではプレオープン、来月3日にグランドオープンするということです。
