10日午前、福岡市天神地区の国道が陥没しました。
近くでは、下水道工事が行われていて、雨の影響で下水道管の中に土砂が流出した可能性があるということです。

10日午前10時前、福岡市中央区今泉の国道202号=通称「国体道路」にいた人から、「歩道が陥没している」と警察に通報がありました。
警察によりますと道路は歩道から車道にかけて陥没していて、穴の大きさは縦4メートル、横2メートルで深さは2メートルほどだということです。
けが人はいませんでしたが、現場周辺の道路が通行止めとなったため、近くの飲食店などに影響が出ました。

周辺の飲食店の従業員
「午前10時半前くらい(に来た)その時はもうちょっと小さい状態で陥没していたので、今どんどん広がって。きょうはもう営業ができなくなったので、とりあえずランチは営業を止めている状態」
近くの店を訪れた人
「いつもの渋滞よりちょっとひどいなって。そしたら消防車やパトカーがいっぱい行ってた。そこが陥没してて広がるかもしれないからここらへん通行止めですよって(警察から)言われて」

福岡市によりますと、近くで下水道工事を行っていて、雨の影響で下水道管に土砂が流れ込んだ可能性があるということです。
福岡市・高島宗一郎市長
「この国体道路というのは、市民にとっても大事な大動脈でもありますから、あしたの通勤時間までには復旧させることを目標にして今工事を進めていただいています」
福岡市は穴の空いた部分にセメントを入れてアスファルトを敷き、11日午前5時の通行再開を目指すことにしています。














