政府が随意契約で放出する備蓄米の販売がついに富山県内でも始まりました。
5kg2000円台前半とブランド米を大きく下回る低価格とあって、店には朝早くから行列ができました。

記者「備蓄米を求めて、開店前にも関わらず長蛇の列ができています」
富山県内で初めて備蓄米が販売されたのは富山市のスーパー「原信呉羽店」。混雑を避けるため、開店前に整理券240枚が配られましたが、わずか10分で終了。
先頭に立っていたのは、氷見市に住んでいるという男性。
男性「(並んでいたのは)0時ぐらいからです」
1番の整理券を嬉しそうに見せてくれました。
男性「9時間並んだ甲斐があるなって。高いコメを無理して手に入れるよりは、安いものを手に入れることで安らぎを得られるというか」
富山市内から来た女性は――
女性「はじめて(行列に)並びました。家族が『食べたい、どんなもんか』っていうから買いに来ました」
10日販売されたのは「古古米」と呼ばれる2022年産米240袋で、5キロ2160円です。