森林の再生に役立ててもらおうと、盛岡市に本社を置く住宅メーカーが、大規模な山林火災が発生した大船渡市に、義援金を寄付しました。

義援金を贈ったのは盛岡市に本社を置くパルコホームです。
10日は遠藤健社長が大船渡市役所を訪れ、渕上清市長に100万円の目録を手渡しました。

この義援金は取り引きがある業者と連携して、従業員が住宅展示場などに訪れた人に募金を呼びかけ、集められたものです。
2月に発生した山林火災では、従業員の家族や、建設を請け負った住宅の一部にも被害があったということです。

遠藤社長は「木材を使う住宅メーカーとして、売り上げの一部を森林の再生に役立ててもらう支援も検討したい」と話しています。