夏の観光シーズンを前に県は先月、県内の海水浴場で水質調査を行いました。
その結果がきのう公表され、県内11の海水浴場すべてが「海水浴に適した水質」だったということです。
海水浴場の水質調査はふん便性大腸菌群数や、油膜の有無、海水のよごれ、透明度の4つの項目を基に、5段階で評価しています。

その結果、鶴岡市の湯野浜や、酒田市の宮海、飛島、遊佐町の釜磯など10の海水浴場が、最も水質が良い「AA」と評価されました。

一方、鶴岡市の三瀬海水浴場は、「B」の評価となりました。
県は、三瀬海水浴場が「B」評価となった理由について、三瀬川の水に含まれる自然由来の有機物が流入したためとしていますが、遊泳に問題はないとしています。

県内の海水浴場は来月12日に鶴岡市のマリンパークねずがせきを皮切りに、15日に酒田市の飛島、18日に鶴岡市の湯野浜と遊佐町の釜磯、西浜、十里塚、19日に酒田市の宮海、鶴岡市の加茂、由良、三瀬、小波渡がオープンし、本格的な夏の観光シーズンに突入します。