今年で60回目を迎える愛媛・松山の夏の風物詩、「松山野球拳おどり」を盛り上げようと、シンガーソングライターのピコ太郎さんが特別ゲストとして祭りに参加することになりました。

松山市役所で開かれた記者発表には、野志市長ら松山野球拳おどり実行委員会や本家野球拳四代目家元の澤田剛年さん、そして特別ゲストとしてイベントに参加するシンガーソングライターのピコ太郎さんが出席しました。

「松山野球拳おどり」は、大正時代に松山で生まれた「野球拳」を松山の名物にしようと1966年から開催されています。

60回目の今年は、伝統の曲をデジタル化して若い世代にも親しみやすくアレンジするなど5つの楽曲を用意するほか、踊りの振り付けも自由度を高めるということです。

さらに特別ゲストのピコ太郎さんが独自の楽曲と振り付けによるプロモーションビデオを制作し、踊りを世界に発信します。

ピコ太郎さんは「松山野球拳おどり」の新たな名物、「ベースボールダンス」の総合監修を務めた「古坂大魔王」さんと近しく、楽曲を自主的に制作しているということです。

(ピコ太郎さん)
「歌とおどりって、遺伝子に入っている。五臓六腑プラス1曲ぐらい(体に)入っているのではと思うくらいの感情を、松山の人に感じた。今年は相当盛り上がると思う」

今年の「松山野球拳おどり」は8月8日から3日間開催され、最終日には、ピコ太郎さんをはじめ、歌手の鈴木あみさんやMay・Jさんらが出演するミュージックフェスも予定されています。

(ピコ太郎さん)
「すごい回なんだよ今年は、と感じてもらえるイベントになるように僕も頑張る」