運転手の人手不足解消に向けた取り組みです。
佐賀県の駐屯地で退職する自衛官を対象にしたバスやトラックの運転体験会が開かれました。

佐賀運輸支局が吉野ヶ里町の陸上自衛隊目達原駐屯地で開催した運転体験会には、3年以内に退職する予定の自衛官13人が参加しました。

参加者たちは、業務についての説明を受けた後、駐屯地の敷地内でバスやトラック、タクシーの運転を体験しました。
参加した自衛官のほとんどが大型免許を取得していて、人手不足が続く運送業界の即戦力として期待されています。

山中康憲 小隊陸曹(53)
「自衛官以外の世界というのがなかなか分かりませんから雇ってもらえるかどうかは別の問題になりますけど、興味はやっぱりありますね」
体験会が開かれるのは今年は2回目で、去年は3人が運送業界に再就職したということです。