9日の福島県内は、各地で真夏日や夏日になる中、本宮市の観光庭園では涼しげなスイレンが見頃を迎えています。

末永万智アナウンサー「池一面に咲いたピンク色のスイレン、とてもきれいです。きょう気温は高いんですが、水辺にいるととても涼しく感じます」

本宮市にある花と歴史の郷「蛇の鼻」では、およそ1万輪のスイレンが池一面を彩っています。今年は例年より数週間早く、5月の終わりごろから花を咲かせ、今、見ごろを迎えています。

本宮市内から来た人「きれいですね、こんなにいっぱい咲いているのあまり見たことないから」
福島市から来た人「ちょうど天気も良くて良かったです。また来年も来たいと思えるほどのきれいさですね」

9日の最高気温は、会津若松市で30.6℃、福島市で29.8℃などと、各地で蒸し暑い1日になりました。

蛇の鼻のスイレンは7月末まで見頃が続く見込みで、花は午後になると閉じ始めるため、午前中の鑑賞がおすすめだということです。

一方、10日からは梅雨前線が北上してくる影響で県内は雨となり、ウェザーニュースによりますと、6月13日から14日ごろに東北南部で梅雨入りとなる可能性があるということです。