各地で梅雨入りが発表されていますが、気を付けたいのが『梅雨型熱中症』です。

カラッとした暑さの場合、気温が高く湿度が低いので、汗の蒸発により体温を下げることができます。
しかし梅雨時期は湿度が高いので汗が蒸発しにくく、熱が身体にこもってしまうのです。

気温:27℃~28℃
湿度:70%以上

で注意が必要です。

吐き気・倦怠感・めまい・頭痛など、熱中症の症状が緩やかに起こります。

厚労省HPでは、熱中症の予備群『隠れ脱⽔症』の⾒つけ⽅として、「爪押しのセルフチェック」を紹介しています。

▼⼿の親指の⽖を逆の指でつまむ
▼つまんだ指を離したとき、⽩かった⽖の⾊がピンクに戻るのに3秒以上かかれば脱⽔症を起こしている可能性が・・・

気象予報士 森朗氏:
毛細血管がいっぱいあるので、これで血の巡りが分かるらしいですね。

いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に『梅雨型熱中症』対策を聞きました。
◆こまめな水分・塩分補給
◆我慢せずエアコンを使用
◆十分な睡眠

エアコンや除湿器の活用が大事で、温度と湿度に着目した空調の管理を考えると良いそうです。
室温は26℃前後
湿度は50%前後

を目安としてください。

(ひるおび 2025年6月9日放送より)