事故で家族を亡くした子どもたちが、プロ野球の試合を観戦しました。

東京・文京区の東京ドームできのう行われたプロ野球「読売ジャイアンツ」対「東北楽天ゴールデンイーグルス」の試合を観戦したのは、事故で家族を亡くした子ども9人など、あわせて27人です。

子どもたちは試合を観戦した後、グラウンドに降りて、バッターボックスでバットを振ったり記念写真を撮ったりして過ごしました。

このイベントは警視庁などが主催したもので、事故や事件の遺族は外出する機会が減る傾向にあることなどから、警視庁では将来への活力にしてもらおうとスポーツイベントなどに招待する取り組みを2015年から行っています。

警視庁の担当者は、「社会全体で途切れない支援が必要。今後も企業などと協力しながら続けていきたい」と話しています。