「見せる復興」をコンセプトに再建工事が進む首里城正殿の見学エリアの公開があすの6月8日までとなっています。

6年前の火災で焼失した首里城正殿の再建工事は「素屋根」と呼ばれる仮設の建物の中で進められていて、「見せる復興」をコンセプトに見学エリアも設けられています。

工事の進展によって「素屋根」が解体されるのに伴い、併設されている見学エリアも閉鎖されるため、正殿の屋根と同じ目線で工事が見学できるのもあす6月8日までとなっています。

見学者
(見学エリアあすで閉鎖知ってた?)
「知らなかった。こういうことなかったら見られない、そう思ってきたんですけどね、よかったです」
「シーサーの大きさが前と違う感じがして、屋根の細かいところまで見られるのはなかなかないから、貴重だと思っていっぱい写真を撮ろうと思っています」
「なかなか上から屋根を見ることもないので、すごく良いタイミングで来られた」

首里城正殿は来年秋に完成する予定で、見学エリアの閉鎖後は映像や模型などで工事の最新状況を紹介するということです。