アメリカとの関税交渉をめぐり、石破総理は、今月半ばのG7サミットが目処になるとの考えを示した上で、合意について「国益を犠牲にしてまで急ぐつもりはない」と話しました。
アメリカの関税措置をめぐっては赤沢経済再生担当大臣が6日にワシントンを訪れて5回目の交渉を行いましたが、赤沢氏は交渉後、「議論がさらに進展したが、一致点は見出せていない」としています。
これを受けて、石破総理はきょう(7日)視察先の群馬県で、今月半ばにトランプ大統領と対面で会うことになるカナダでのG7サミットが目処になるとの考えを示した上で、現在、「国益をかけた真剣勝負の議論がおこなわれている」と強調しました。
石破総理
「国益を犠牲にしてまで急ぐつもりはないということであります。相当に詰めた濃密な議論が国益をかけておこなわれているということだけは、申し上げておきます」
石破総理はあす(8日)、帰国した赤沢大臣から報告を受け、今後の対応について協議する予定です。
注目の記事
思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

恒星間天体「3I/ATLAS」まだ“真の姿”を見せていない可能性…原因は「宇宙線による日焼け」か 太陽系外から飛来した天体の謎

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

【独自】旧統一教会の"財産移転先"天地正教とは 「弥勒菩薩は文鮮明氏」宣言から濃くなった教会の色...過度な献金要求を元信者が証言 二代目教主「乗っ取られた」旧統一教会の見解は【実態取材・前編】

生徒4人に1人がサッカー部 全国大会常連校で起きた〝裸で土下座〟 『いじり』が遠因ないし原因 発生リスクの高い集団とは 調査報告書がまとまる 熊本

「すごい話題の宝庫」元新聞記者が限界集落で新聞社 地域密着の小院瀬見新聞「すばらしい過疎地」発信 富山・南砺市









