戦後80年の今年、岡山市中区で行われた恒例の路面電車のイベント会場で中高生たちが平和の尊さを訴え、署名活動を行いました。

今月10日の路面電車の日にあわせ公共交通に親しみを持ってもらおうと岡山市中区の岡山電気軌道東山車庫で開かれた「路面電車まつり」です。

訪れた子どもたちは、路面電車の運転や白バイやバスに乗るなどの体験を楽しんでいました。

そのイベント会場で平和の大事さを伝えたのは中学生、高校生たちです。

山陽学園JRC部の生徒が核廃絶への署名活動を行いました。

(山陽学園中学校2年 森美乃莉さん)
「平和がどのような大事さを抱えているのかということを継承していきたいと思います」

(山陽学園高校3年 森口智喜さん)
「80年も長くなってしまうと、核の怖さとか戦争の恐ろしさを分からなくなってしまうので、もう一度戦争の怖さなどを知ってもらいたいなと思います」

生徒たちは平和へのメッセージも集めました。今後、ポスターにして今年8月に岡山県庁で開かれる「原爆平和展」で展示する予定です。