富山県小矢部市では6日夜、「津沢夜高(つざわ・よたか)あんどん祭」が開かれ鮮やかなあんどんが激しくぶつかり合い見物客を楽しませていました。

「ヨイヤサー ヨイヤサー」、この祭りは、五穀豊穣などを願い小矢部市津沢地区で300年以上続く伝統行事で毎年この時期に開かれています。

大・中・小と合わせて21基の色鮮やかなあんどんを曳く若衆が威勢の良い掛け声とともに街を練り歩きました。

午後9時を過ぎると、祭りも最高潮に達し高さおよそ7メートル、重さは5トンほどある大あんどんの「ぶつかり合い」が行われました。

「ガシャーン」。激しいぶつかり合いに見物客から歓声が上がります。

「津沢夜高あんどん祭」は、7日が最終日となり午後7時からあんどん広場を中心に行われます。