ロシア国防省は「ウクライナのテロ行為」への報復として、大規模攻撃を行ったと発表しました。

ウクライナ空軍によりますと、5日夜から6日朝にかけてドローン407機とミサイル45発による攻撃がありました。

一晩の攻撃としては侵攻開始以来、最大規模とみられ、ゼレンスキー大統領は全土で4人が死亡したほか、80人がけがをしたとしています。

一方、ロシア国防省は6日、「ウクライナ政権のテロ行為」への報復として、ウクライナの軍事関連施設や武器倉庫などに対し、大規模攻撃を行ったと発表しました。

ロシアでは1日、ウクライナが「クモの巣作戦」と称した軍用飛行場への大規模なドローン攻撃があり、プーチン大統領が報復を示唆していて、ペスコフ大統領報道官は今回の大規模攻撃が「報復」だと認めています。