■早生桐を耕作放棄地に植林する動き
これに注目しているのが、森林組合です。でも山に植えるのではありません。ある場所に植えようとしています。

碓氷川森林組合 上原又樹組合長
「これが耕作放棄地です。10年くらい(耕作)していない」

耕作放棄地での植林です。
現在は試験的な運用ですが、将来的には、土地を貸す農家にも、そして、管理する森林組合にも収入が入るそんなシステムを目指しているそうです。

碓氷川森林組合 上原組合長
「これが成長して5~6年後に(木が)製品になったときに、非常に価値があるなという風に思って始めました」
こちらの夫婦も地域の活性化につながればと耕作放棄地に植林しました。

鬼形博之さん(40)
「これから耕作放棄地というのは、このエリアに限らずいろいろなところで増えていくと思うのです。これを新しい産業にできたらいいなと思っています」

安中市では、来年度以降、市場への参入も視野に植林を進めて行くといいます。