■早生桐が広まったきっかけとは?
そもそも、この木を広めたのが福島県に住む橋本さん親子。きっかけとなった「早生桐」を見せてもらいました。

クール・アース 橋本健二さん
「(この早生桐は)ちょうど9年目です」

親子が早生桐を植えたのは9年前。原発の影響で耕作放棄地が増えたのがきっかけでした。
早生桐を植えれば、木材を売って農家達の収入につながるのではとの思いでした。
橋本金彌さん
「息子からこういう木があるのだけど、植えてみないかということで植えたのです」

橋本さんが畑に植えた木はこれまで3000本以上!
それが今、全国から注目を浴びています。

10月19日、切り倒されたていたのは、父、金彌さんが一番最初に植えた木。

橋本金彌さん
「本当にこの育ち方には、びっくりしてしまった」

現在、どれほどの二酸化炭素を取り込んでいるのか大学で調査が行われています。

さらに最新の乾燥技術を使って、木材自体の利用価値を高める動きもあります。
今後の可能性に注目です。