来月開催される博多の夏祭り、祇園山笠をPRしようと宣伝隊が広島を訪れました。

広島駅を訪れたのは博多祇園山笠の宣伝隊35人です。博多山笠音頭などを披露して山笠をPRしました。

博多の夏の風物詩として知られる「博多祇園山笠」は、1241年に博多で流行した疫病の退散を祈願したことが発祥とされています。国の重要無形民俗文化財のみならず、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

期間中、福岡市内13カ所で公開される「飾り山笠(かざりやま)」は博多人形師が毎年新しく作り替えます。

最終日の15日は早朝から1トンを超える山笠を担ぎ、およそ5キロを30分で走る「追い山笠(おいやま)」が見所です。

博多祇園山笠振興会 武田忠也会長
「博多を代表する祭りで、夏の祭りとしては大変魅力があります。新幹線で1時間ですから是非博多におこし願いたいと思います」

来月1日の飾り山笠の公開から15日の追い山笠まで、博多の街は祭り一色となり毎年300万人が訪れます。