■ビジネスマン
実は城戸川さん。商社に勤務する入社11年目のビジネスマンです。
城戸川りょうさん「社会人2年目になって仕事が大変になってきたところで人生これでいいんだっけと思った時にちょっと書いてみようと思って」

昔から本を読むのが好きでしたが、小説を書き始めたのは社会人になってからでした。
昼休憩や仕事終わりなど、すき間時間を見つけて執筆しています。

デビュー作となった『高宮麻綾の引継書』は、そんな自身のサラリーマンとしての経験をヒントに描かれたビジネスミステリーです。

会社の中で葛藤しながらも前に進もうとする女性社員の姿が働く人たちの共感を呼ぶ作品となっています。
城戸川りょうさん「会社員だって面白いんだぞっていうことを伝えたいと思っていまして、大人になってからも青春していいし、社会人になってからも冒険していいんだぞっていうことをこの小説を通して伝わったり、読み終わった人がもうちょっと頑張ってみようかなと思ってくれる人が増えたらうれしい」
