昨年度の野生の鳥獣による山口県内の農林業の被害額は、およそ3億4800万円でした。

狩猟者の減少と高齢化が課題となっています。



6日、県庁で鳥獣被害を防ぐための会議がありました。

県内の野生鳥獣による農林業の被害額は減少傾向で、昨年度はおよそ3億4800万円でした。

水稲の被害額が最も高くなっています。

捕獲数は猟友会の協力により増加傾向ですが、狩猟者の減少と高齢化が課題です。

県では今年度、鳥獣被害を防ごうと、6億5000万円余りの予算を確保しました。

ドローンを活用したサルの追い払い技術の開発・実証のほか、ジビエの利用拡大に向け、捕獲した個体を市や町を越えて搬入する体制の整備に新たに取り組む予定です。