近年話題を呼んでいる、ポイントを集める活動、「ポイ活」。

いま、私たちの身近にある「あるもの」の写真を撮影してポイントを獲得し、さらにそれがインフラの維持にもつながるという、新しい「ポイ活」の実証実験が行われています。

大塚美咲アナウンサー「わたしが今撮影したのは、この電柱です。街中にたくさんある電柱をスマートフォンで撮影することで、ポイントをゲットでき、しかもそれがインフラの維持につながるんだそうです」

これは、通信インフラの構築などを手掛けるNTT-MEなどが、山形県を含む東北3県の電柱、およそ15万本を対象に行っている社会貢献型ゲームの実証実験です。

スマートフォンアプリ「ピクトレ」を使って、アプリ内に表示された電柱を写真撮影することでポイントを得ることができます。

さらに、この「ポイ活」がインフラの維持に役立つというのです。

NTT東日本 オンサイトオペレーションセンタ 矢島悠一さん「日本の人口自体が減っているが、通信インフラ設備は一気に減ることはない。設備点検を今まで以上に効率化していく必要がある。この設備点検を効率化するために、今回の実証実験をして効率化につなげていきたい」

参加者が撮影した写真が電柱の倒壊リスクにつながる「さび」などの早期発見に役立てられます。