岩手を中心に活躍する作家が手がけた工芸品を一堂に集めた展示会が、盛岡市で始まりました。

6日始まった「工の会展」は、今年で34回目となる作品展です。
会場には県内を中心に活躍する「工の会」のメンバー20人による陶芸や、鉄器、木工品や、漆工芸品などさまざまな作品が展示販売されています。
会場では作品を手がけた作家が訪れた人に作品の特徴や作品に込めた思いを説明していました。

(記者リポート)
「今回の『至福のコーヒータイム』に合わせ、作家が作ったマグカップでコーヒーを楽しむことができます」

工の会展では毎年メンバー全員で展示会のテーマを決めています。
今年のテーマに合わせて、会場にはコーヒーに関連したマグカップやソーサーなどの作品が多く並びます。
こちらは、なんとコーヒー豆を使って染めた毛織物です。

それぞれの作家のこだわりを感じることができる「工の会展」は、盛岡市の岩手県公会堂で8日まで開かれています。