山口県こども家庭課によると2024年度、県内6か所の児童相談所と市町で児童虐待と認定された件数は1646件で、2007年度以降、最多となりました。市町で体制整備が進み、対応件数が大きく増加したということです。

種類では心理的虐待が408件で全体の55パーセントを占めているほか、身体への虐待が246件です。実の両親による虐待が90パーセントを超えていて、虐待を受けた年齢では、小学生の割合が最多となっています。

山口県は「気になる子どもがいる場合は児童相談所や市町、児童相談所虐待対応ダイヤル『189(いちはやく)』に連絡してほしい」としています。