6月は「牛乳月間」です。
これに合わせて、牛乳を多くの人に飲んでもらい、消費拡大につなげようとJR盛岡駅で岩手県産の牛乳が無料で配られました。

この取り組みは酪農への理解を深めてもらおうと、岩手県牛乳普及協会が毎年行っているものです。
6日はJR盛岡駅に県内の乳業メーカーの従業員など15人が集まり、駅を利用する人に200ミリリットルの県産牛乳1000本を無料で配りました。

協会によりますと、円安などの影響で乳牛のエサ代が高騰したのに伴い牛乳の価格も上がっていて、消費量は減少しているといいます。

(岩手県牛乳普及協会 杉田忠彦副会長)
「牛乳1杯200ミリを毎日の食生活の中で続けることが第一歩だと思っていますし、健康維持にも役立つと思う」
協会は今後も牛乳の消費拡大に向けたさまざまな取り組みを展開する予定です。