2025年2月に大規模な山林火災が発生した岩手県大船渡市は5日、災害対策本部の廃止を決定し、新たに復旧・復興推進本部を立ち上げました。

市は5日午前、最後の災害対策本部員会議を開催し災害対策本部の廃止を決定しました。応急仮設住宅などへの避難者の入居に伴い、開設していた全ての避難所を閉鎖した他、避難所以外に避難したとされていた人たちの状況も確認されたことから、市は災害応急対策に一定の目途が立ったとしています。

災害対策本部の廃止に伴い、市は新たに復旧・復興推進本部を設置していて、今後は暮らしの再建やなりわいの再生、森林などの早期復旧を推進します。