愛媛県松山市のいよてつ高島屋では5日からお中元の特設コーナーが設けられ、本格的な商戦が始まりました。また、愛媛のいいものを集めた催しも開かれています。

いよてつ高島屋に開設されたお中元の特設コーナー。定番のビールやそうめんなど、オンラインを含めるとおよそ2200点が販売されています。

オリジナル商品を扱うコーナーには紅まどんなとヨーグルトを使ったプリンや、県産のフルーツで作るソルベなど涼やかで愛媛らしい商品が並びます。

お中元文化は衰退する一方、自宅でプチ贅沢を楽しむ人や県外からオンラインで購入する人もいるということで、売り上げは去年を上回るおよそ7億2千万円を見込んでいるということです。

お中元コーナーは8月4日まで設けられます。

また、同じフロアでは、5日から愛媛のいいものを紹介する「愛媛のめっちゃえ~けん」も始まりました。

この催しは初めての試みで、県内21の店舗が軒を連ねていて、中には西条市内にある行列店のベーグルやドーナツもお目見えし、訪れた大勢の買い物客で賑わっていました。

もちろんイートインコーナーも。松野町のかき氷店「甘味霧中」はここでしか食べられない味をご用意。

クリームチーズシロップに季節のかんきつをトッピングしていて、大三島産の神の島レモンのシロップで味変を楽しみながらいただきます。

(山下リポーター)
「ふわふわのかき氷に色んなソース、そしてかんきつの爽やかさ、意外なブラックペッパーがピリッと味をしめて相性抜群」

「愛媛のめっちゃえ~けん」の特設フロアは今月9日までで、24日までは館内の様々なテナントで工芸品や愛媛ゆかりのクリエーターによる作品も販売されています。