6月定例岡山県議会が開会し、JR芸備線の利用促進に向けて行われる実証事業の岡山県負担分などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提出されました。

県議会に提出された補正予算案の総額は約15億6,300万円となっています。このうち最も額が多いのは高校の授業料の無償化への対応を柱とする教育費で、約13億7,200万円をあてています。

また、利用者が減少しているJR芸備線について、国の再構築協議会が行う実証事業の岡山県負担分に約700万円を計上しています。実証事業は7月から行われる予定で、一部区間で増便したり、駅周辺でイベントを開催したりして効果を検証することにしています。

(伊原木隆太岡山県知事)
「実証事業の実施を通じて、より利便性、持続可能性の高い公共交通の実現に向けて議論してまいります」

6月議会の会期は今月25日までです。