そのため新潟市では、渋滞対策の一つとして、国道49号の亀田バイパス・姥ケ山インターチェンジから鳥屋野潟南部地区へ向かう道路の拡幅を計画・整備していますが、オンブズマンでは、新潟駅南口からまっすぐ続く市道の『弁天線』を問題視しています。

齋藤裕さんは、建設予定地に近接するデンカビッグスワンスタジアムでプロサッカーJ1リーグの『アルビレックス新潟 対 湘南ベルマーレ戦』が行われた5月25日に、この弁天線を車で走行したところ、試合後の午後5時の時間帯で600m進むのに13分58秒かかったということです。

「弁天線の渋滞対策を並行してやらないと、地域住民は生きていけないと思う」
「そういうものなしの開発というのは、到底容認できない」

新潟市は意見書についてはコメントできないとしていますが、渋滞対策については今後も検討していく方針です。