工場から排出される二酸化炭素などから都市ガスの原料となる「e-メタン」を合成するメタネーションという技術の実証設備が北九州市に完成しました。
環境に優しい技術とされています。

北九州市のひびきLNG基地で行われたメタネーションの実証設備の開所式には環境省の職員や福岡県の服部知事など33人が参加しました。

メタネーションは工場などから排出される二酸化炭素と水素から都市ガスの原料となる「e-メタン」と呼ばれるメタンガスを合成する技術です。
二酸化炭素を原料とするためe-メタンを燃やしても大気中の二酸化炭素が増えないことから、環境に優しい技術とされています。

西部ガスホールディングス 加藤卓二 社長
「地産地消モデルで原料価格を少しでも安定化させ、低減させていこうと考えています」
西部ガスは「e-メタン」を合成する実証試験を今年の12月まで行い、2030年をめどに実用化を目指すとしています。














