職場での熱中症対策が義務化

厚生労働省によりますと、2024年、職場での熱中症により死亡した人は31人と3年連続で30人を超えました。
また、4日以上休業した人の数は1226人と統計を始めた2005年以降で最も多くなりました。
こうした熱中症の重症化を防ごうと、7月1日から改正労働安全衛生規則が施行され、職場での対策が義務化されました。
熱中症のおそれのある人がいた場合に報告をするための体制整備や、重症化を防ぐための手順を周知することなどが求められます。
対策を怠った場合、罰則が科される可能性もあります。
大林組では2025年から作業員10人あたり安全担当の責任者を1人配置。
また緊急連絡先を休憩場所やトイレなど様々な所に掲示し、万が一の際に誰でも対応できるようにしました。