早ければ来月にも長期滞在のため国際宇宙ステーションへ向かう日本人宇宙飛行士・油井亀美也さんがきょう、都内で会見し、「勇気や明るい希望をもたらしたい」と意気込みや子どもたちへのメッセージを語りました。
油井亀美也さん
「日本の皆さまに勇気や明るい希望を与えられるようなミッションにしたいと思っています」
JAXA=宇宙航空研究開発機構で会見を行ったのは、日本人宇宙飛行士の油井亀美也さん(55)です。
油井さんは、2015年にも同じ国際宇宙ステーションでおよそ5か月(142日間)にわたって滞在していて、今回が2回目の長期滞在となります。
今回、油井さんは、アメリカ人2人とロシア人1人の宇宙飛行士との4人のクルーで、早ければ来月にも民間の宇宙船で飛び立ち、およそ半年間、国際宇宙ステーションに滞在する予定です。
滞在中は、日本の実験棟「きぼう」で科学実験などに携わるほか、国内外の子どもたちへの教育活動や船外活動も行う可能性があるということです。
会見で油井さんは、子どもたちへ次のようなメッセージを送りました。
油井亀美也さん
「私の名前に亀という字が入っていて、実際に行動がすごく遅い子どもで、給食を何時間もかけながら食べたりしていました。今はこの名前をとても気に入っています。亀は目標を定めたら一歩一歩確実に前に進んで、最後にはやるべきことを成し遂げる動物です。やることが遅く、能力も低かった私ですが、宇宙が大好きで、とにかく自分で時間を見つけて勉強して、頑張り続けてきました。好きだから続けられたのですが、少しずつ成長して、最初に“宇宙に行きたい”って言ってから35年かけて行った。45年かけて2回目のミッションに臨みます。やっぱり少しずつ頑張る、好きなことを頑張ることが自分の将来に大きく、明るい意味で返ってくるということを信じてほしいと思います。自分のことはやっぱり好きでないといけないし、自分の能力は信じないといけない。好きっていうのは、もう才能の一部なので、好きという気持ちを大事に頑張ってほしい。そしたら自分の未来はひらけると強調したいなと思います」
現在、国際宇宙ステーションには、油井さんの友人でもある大西卓哉宇宙飛行士が3月から長期滞在していて、久しぶりに再会します。
油井さんは「なかなか友達と宇宙で待ち合わせするっていう機会はないので、非常に素晴らしい機会を与えていただいたと思っています」とも語っていました。
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