中国の習近平国家主席は4日、北京でベラルーシのルカシェンコ大統領と首脳会談を行い、アメリカ・トランプ政権の関税政策などを念頭に、「国際的な公平と正義を守っていく」との方針で一致しました。
中国外務省によりますと、北京を訪問しているベラルーシのルカシェンコ大統領は4日、習近平国家主席と会談しました。
会談で、習主席は「中国は常に戦略的高度と長期的な視点からベラルーシとの関係を見据え、発展させていく」と強調。
アメリカのトランプ政権による関税政策などを念頭に、「覇権主義や強権主義、いじめに対し、共同で反対し、国際的な公平と正義を守るべきだ」と強調しました。
一方、中国訪問が15回目となるルカシェンコ大統領も中国について、「多国間主義を堅く守り、一方的措置や制裁・圧力を反対し、世界に対して模範を示している」と称賛。
ベラルーシは「深く敬意を表し、中国とともに国際的な公平と正義を守っていきたい」との考えを示しました。
ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、欧米各国から経済制裁などを科されているベラルーシとしては、中国との連携を強化する狙いがあるものとみられます。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

名古屋の街に浮かぶ“UFO”? 日本唯一の「激レア信号機」はなぜ大須の街で生き残ったのか 知られざる歴史に迫る

クマは四国にも?一部の山に20~30頭ほどが生息か 本州と違い「絶滅の危機」に瀕するツキノワグマ 四国では「保全活動」も









