去年、北九州市で、大型ダンプカーで上司の男性をひき殺したなどとされる男の裁判員裁判です。
被告人質問が行われ、男は「怒られると思いカッとなってしまった」などと当時の心境を語りました。
殺人などの罪に問われている福岡県築上町の無職、高橋博行被告。
去年10月小倉南区の採石場で勤務中、大型ダンプカーで上司の山崎雄二さんをひき殺したほか、別の男性2人をひき殺そうとしたとされています。
初公判で起訴内容を認めた高橋被告。
4日の被告人質問で当時の状況について、「ダンプカーを運転中に山崎さんから『止まって下さい』と言われ、怒られると思いカッとなってしまった」と述べました。
そして、「途中で我に返ったが、取返しのつかないことをしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱい」と涙ながらに語りました。
裁判は5日結審し、今月12日に判決が言い渡されます。














