広島県竹原市では2日から、中学生が職場体験に挑む「キャリア・スタート・ウィーク」が行われています。地元の警察署でも、中学生たちが警察官の仕事を体験しました。
「敬礼」。竹原署で職業体験しているのは、竹原中学校2年生の生徒4人です。生徒たちは、実際にパトカーに乗り込み、赤色灯やサイレンの操作方法などについて習いました。

続いて学んだのは、交通違反切符の記入の仕方。違反ごとにどんな罰則があるのか、クイズや実演も交えながら教わります。
この日、4人が最後に体験したのは巡回連絡。警察官と一緒に書店を訪ね、最近の地域の変化についての聞き取りや窃盗被害への注意喚起などを間近で学びました。
竹原中2年 筒井彩矢さん
「はじめはちょっと緊張したんですけど、やるにつれて楽しくなってきて、『あ、警察官の仕事いいな』って思いました」
竹原署での職業体験は、5日まで続きます。