春の高校野球中国大会はきょう(3日)決勝が行われ、創志学園と倉敷商業が熱戦を繰り広げました。

中国大会の決勝で岡山県勢同士が顔を合わせるのは実に10年ぶり。初回に1点を先制した倉敷商業は7回ウラ、1番吉森のスリーベースでチャンスを作ると、打席には3番佐々岡。左中間へうまくはじき返し、2対0とすると、8回、さらに3点を追加。5対0とあとがない創志学園は9回表、連打でチャンスを作ると代打の衛藤(えとう)が左中間へのタイムリーで一矢報います。

しかし、反撃もここまで。最後は倉敷商業が三振で押さえ、14年ぶりに中国大会を制しました。(創志学園 1-5 倉敷商業)

(倉敷商業 佐藤拳吾主将)
「守備から攻撃にリズムを作るというところで、今大会は守備からという自分たちの力を出すために良かったと思います。この春の優勝をしっかり自信にして明日からまた夏に向けて頑張っていきたいと思います」

来月(7月)12日に開幕する、夏の全国高校野球岡山大会にむけさらなる飛躍を目指す両校です。