内閣不信任決議案が提出された場合、衆院解散論が出ていることについて、立憲民主党の野田代表は「政府・与党が政治空白を作って良いと考えている」として、不信任案の提出理由になるとの考えを示しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「もしもそんなことを考えているなら、政治空白を作っても良いということを政府・与党は考えているんだなと思いました」

立憲民主党から内閣不信任決議案が提出された場合、石破総理が採決を待たずに衆議院を解散することを検討しています。

こうした状況について、立憲民主党の野田代表は3日、政府が物価高や“トランプ関税”の対策を行っている最中であることを念頭に、「もしそんなことを考えているなら、政府・与党が政治空白を作っても良いと考えている」と指摘しました。

そのうえで、野田代表は「もし本当なら一つの判断材料になる」と述べ、政府・与党の解散論が不信任案提出の理由の一つになるとけん制しました。