利用客が増える夏を前に、旅客船の事故を防ごうと、高松港でフェリーの安全点検が行われました。

点検は、四国運輸局などが毎年この時期に実施しているものです。きょう(3日)はフェリー「第三しょうどしま丸」で救命胴衣の設置状況の確認や船長への聞き取りなどが行われました。

瀬戸芸春会期中の先月16日に観光船の火災が発生したことを受けて、今年は海上タクシーやチャーター船も点検の対象としています。
(四国運輸局海上安全環境部 岡井功部長)
「約40隻追加しまして火災が最も発生しやすいエンジンルームあたりの防熱対策とか燃料の漏油防止対策等をチェックさせていただく」
フェリーと旅客船の安全点検は、四国管内62の航路で今月30日まで行われる予定です。