初夏の風物詩、梅の実の収穫作業がきょう(3日)、岡山後楽園で行われました。

すずなりになった青い実を、担当者が手作業で摘み取っていきます。岡山後楽園に植えられている梅の木は、約20品種・100本。

けさは、あいにくの雨となる中、主に梅酒などに使われる白加賀や鶯宿が収穫されました。今年は実の育つ4月から5月に雨が少なかったことから大きさにばらつきが見られ、収穫量は例年より少ない400キロ程度になる見込みだということです。
(後楽園事務所 栗坂智人主任)
「非常にきれいな実なので、おいしいウメの実が採れているんじゃないかと思います。お土産として楽しんでいただけたらと思っています」

収穫された梅は、後楽園のオリジナル商品「お庭そだち」シリーズとして梅酒や梅ジャムなどに加工され、園内で販売されます。