岡山県倉敷市出身の俳優・MEGUMIさんも、プロデューサーとして参加します。岡山県を舞台に、長編と短編2本の映画を制作する企画「岡山フィルムプロジェクト」です。
きょう(6月2日)、その制作報告会が開かれ、現在の制作状況や公開の予定などが発表されました。

倉敷市の大原美術館で開かれた制作報告会には、映画の監督やプロデューサーら5人が登壇しました。プロジェクトは、地域の活性化と若手クリエイターの育成を目的としたもので、映画業界の関係者と学生スタッフが共同で映画制作に取り組みます。
(針生悠伺監督)
「よーい、はい!」

現在は、長編作品1本と複数の短編をまとめた作品・合わせて2本の制作が岡山県内で進められています。報告会では、今年3月に行われた長編映画「ReTune」の撮影の様子について報告されました。
(針生悠伺監督)
「なんとか無事に撮影ができてよかったなと思っています。(公開を)楽しみにしていただけたらと思います」

また、短編映画を監督する松田美由紀さんは、自身の作品に出演するキャストを公表。

プロデューサーを務める倉敷市出身のMEGUMIさんも、今月から始まる予定の故郷での映画撮影に意欲をにじませました。
(短編作品プロデューサー MEGUMIさん)
「感無量。子どものころよく来ていた大原美術館で記者会見をさせていただいたり、地元の学生や企業の方と一緒にものづくりができるというのは、当時の自分が見たら本当にびっくりしちゃうんじゃないかと思います」
「噛みしめながら撮影していきたいと思っています」

報告会では、完成した作品の先行上映イベントが今年11月に行われることも併せて発表されました。映画の本公開は、短編作品が今年12月、長編作品が来年春の予定です。
