3日朝、北朝鮮が弾道ミサイル3発を日本海に向けて発射しました。
連日のミサイル乱射。日本海で操業するカニ漁師は、恐怖を感じています。
防衛省によりますと、1発目は午前7時39分ごろ、北朝鮮西岸から発射され、最高高度およそ2000キロでおよそ750キロを飛行し、ICBM級の可能性があります。
また、8時台に北朝鮮内陸部から発射された2発目と3発目は、最高高度およそ50キロで、およそ350キロ飛行したということです。
いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したとみられます。
北朝鮮から連日のように発射されるミサイル。
鳥取県の平井知事は「北朝鮮はミサイルをところかまわず乱射して狂気の沙汰だ」とコメントしています。
境港(鳥取県境港市)を出港し、日本海でベニズワイガニ漁をする漁師からは、不安の声が聞かれました。

第七十八丸中丸 竹村将太 船長
「自分たちは日本海で操業しているので、いつミサイルが落ちてくるか分からないので恐怖があります」
いつどこに飛んでくるか分からないという恐怖感。
10日からは新潟沖に向かい、およそ1週間かけてベニズワイガニ漁を行う予定です。
第七十八丸中丸 竹村将太 船長
「すぐ逃げることはできないので、怖いですね」
北朝鮮のミサイル乱射はいつまで続くのか。
6日には山陰の冬の味覚・松葉がに漁も解禁となります。