県立河北病院と寒河江市立病院の統合再編について話し合う協議会がきょう、寒河江市で開かれ、新たな病院の建設予定地は、寒河江市内の3か所に絞られました。

県と寒河江市は、県立河北病院と寒河江市立病院を統合再編し、新たな病院の建設に向けて話し合いを進めています。

新病院の建設場所については、これまでの話し合いで、寒河江市6か所、河北町1か所の、合わせて7か所をあげています。

きょうは、7か所の候補地を交通アクセスや災害リスク、整備費用など7部門から評価した結果が報告され、評価の高い上位3位までに絞り込むことが決まりました。

その結果、1位は統合予定の寒河江市立陵東中学校敷地、2位は同じく寒河江市立陵南中学校敷地、3位は寒河江市立病院敷地となりました。

河北町は候補地から外れたことになります。

次の協議会では、3つの候補地の中から、決定権を持つ知事と寒河江市長が場所を選び、建設予定地が決まるということです。

運営委員会では2031年に新病院の開院を目指すとしています。