愛媛県高校総体は2日、一部の競技を除き最終日を迎え、このうち陸上の男子200メートルでは、済美2年の井手友郎選手が大会新記録で優勝しました。

去年10月、男子200メートルであのサニブラウンを上回る20秒96をマークし、高校1年歴代1位に躍り出た井手。

1日の男子100メートルでは予選で自身が持つ県高校記録10秒42タイの走りを見せ、決勝でも他を寄せ付けず、迎えた2日の男子200メートル決勝。

「いいスタートが切れた」という井手。
前半、カーブ続きの100メートルをうまく抜け、トップで直線に入ります。

「うまく力が抜けていた」と最後までスピードに乗った走りでタイムは21秒02。
自己ベスト更新はならずも大会記録を0秒4縮め、個人2冠に輝きました。

県総体100、200個人2冠 井手友郎選手(済美2年)
「今後の大きな目標はU20の日本選手権に出てそこで優勝して、日本代表になって世界の舞台で戦えるような人になれるように、これからも頑張っていきたいです」