愛媛県の道後温泉本館で夏の風物詩「すだれかけ」が行われ、軒下に吊るされた「すだれ」が、涼を提供しています。

道後温泉本館建築当初の明治時代から続く夏の「すだれかけ」。
例年、衣替えに合わせた6月初旬に行っていますが、去年は全館の営業が再開された後の8月でした。

例年通りの実施は7年ぶりだといい、2日は午前9時から施設の従業員らが250枚ほどのすだれを軒下に吊るしていくと、見物していた入浴客が写真を撮るなど、夏の風情を感じている様子でした。

神戸から
「涼しい感じがしますね」

横浜から
「ここを通ったときにすごいねっていう話をしていたので(すだれが)あるとまた違うんだなと感じた」

道後温泉本館のすだれは9月末まで訪れた人に涼を届けます。