原爆ドーム周辺の景観をきれいにしようと2日、樹木を維持管理するボランティア活動があり、原爆ドーム周辺のツツジのせん定や、ドーム敷地内の芝刈りなどが行われました。
せん定作業をしているのは広島市造園建設業協会に所属している17社の職員37人です。ボランティア活動は多くの観光客が訪れる原爆ドーム周辺の景観をきれいにしようと2011年から始まり、今年で15回目です。
参加者たちは原爆ドーム周辺に咲くツツジのせん定や芝刈りを行いました。仕上がり面が波打たないように注意しながら、均一に刈り込んでいました。

今年は「子どもがドームを見づらい」という声を受け、例年よりツツジを低くせん定しました。また、この時期はツツジが咲き終わる一年に一度のせん定のタイミングのため、作業員は真剣に作業に打ちこんでいました。
広島市造園建設業協会 世良聡会長
「一人でも多くの方の目に触れる、注目はあるが、行ってみたいと思える所になれば」
2日午後からは、原爆ドームの敷地内の除草が行われるということです。